為替レートをめぐる2つの重大な誤解

11月の下旬に、円高が進んだ。11月はじめに1ドル=90円程度だった円ドルレートは、11月27日には、84円台まで上昇した。円高は輸出産業の収益を悪化させるとして、介入の必要性が論じられた。12月1日には、日本銀行が量的緩和拡大に踏み切った。

新聞記事には、「1995年以来14年ぶりの円高」「円の独歩高」「景気底割れ回避のため、円高阻止を」などの言葉が踊った。あたかも国難が到来したかのような雰囲気である。

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