GDPは伸びたものの問題は解決されない

7~9月期の実質GDP(季節調整ずみ、速報値)が、前期比年率換算で4.8%の増加となり、2期連続でプラス成長になった。

これに関する新聞等の論調は、「成長は政策でかさ上げされたものであり、政策がいずれは終了することを考えると、将来も成長が続く可能性は低い」というものだった。後で述べるようにそれはそのとおりなのだが、将来を考える前にまず注意すべきは、水準自体が依然として低いままだという事実である。

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