世界を魅了したマクシーモワ

ロシア、ボリショイ・バレエのトップバレリーナだったエカテリーナ・マクシーモワが、今年の4月28日に亡くなった。ボリショイ劇場のウェブサイトにある説明によると、数日前まで元気だったそうで、誰にとっても意外な急死だった。

昨年の2月にはベスメルトノワが亡くなっている。ボリショイは、ソ連時代のスター2人を失ったことになる。ニューヨークタイムズとデイリーテレグラフのウェブ版は、長い追悼文を掲げている。

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20年遅れのGM破綻 日本にも多くの教訓

アメリカでトップの自動車メーカーGMが、クライスラーに続いて破産申請を行なった。

アメリカ自動車企業の破綻は、数年前から不可避と考えられていた。債権者との利害調整や労働組合の既得権の扱いなど、破綻に伴う摩擦をいかに最小化できるかだけが問題だった。今まで続いたことのほうが不思議なくらいである。

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追加経済対策で問題にすべきは支出の中身

2009年度補正予算と追加経済対策に関する新聞等の論評で、国債の大量発行を問題視する指摘はあったが、施策の内容に関する批判はほとんどなかった。

確かに、国債発行額は増えた。補正予算において、公債金収入は10兆8190億円増額された。今後税収がさらに落ち込む可能性が強いので、国債発行額はさらに増え、税収を上回る可能性が強い。これが前代未聞の異常な事態であることは間違いない。

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未曾有のGDP落ち込みが意味するもの

5月20日に発表された2008年度第4四半期(09年1~3月期)の国内総生産(GDP)は、対前期比マイナス4.0%、年率換算でマイナス15.2%という戦後最大の落ち込みとなった。1月、2月の輸出や鉱工業生産指数などの落ち込みから第3四半期並みの数字になるとは予想されていたが、おおかたの予想を上回る下落である。08年度の実質成長率はマイナス3.5%となった。

08年10月~12月期は外需の落ち込みの寄与が大きかったが、今回は内需の寄与のほうが大きい。設備投資は、実質年率マイナス35.5%という大きな減少を示した。貿易の急減に対して企業が設備投資を急減させたことの影響である。民間住宅投資は年率マイナス20.0%、家計最終消費支出はマイナス4.3%となった。

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