CDSは悪魔の発明で金融危機の原因?

2月にアメリカ金融危機が再燃したきっかけは、保険グループAIGが2008年決算で992億ドルという巨額の赤字を発表したことだった。この赤字は、「クレジット・デフォールト・スワップ」(CDS)に起因する。同社のCDS取引は、08年3月末時点で想定元本が4750億ドルに達していた。金融危機の進展で、これが2年間で約400億ドルの損失を発生させていた。

今回の金融危機においては、CDSが大きなウエイトを持っていた。リーマン・ブラザーズも、巨額のCDSのプロテクションの売り手になっていたため、それからの損失が経常を悪化させた。

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