最適経済圏の大きさと危機への対応

ヨーロッパの小国が金融危機によって大きな打撃を受けている。典型例はアイスランドだ。人口わずか32万人の小国が金融立国を目指したが、金融危機によって国家破産的な状況に陥っている。

ヨーロッパ最貧の漁業国だったアイスランドは、1970~80年代の石油ショックで50%にもおよぶインフレを経験したが、90年代に自由化と民営化が進められた。アイスランドの銀行はインターネットバンキングと高金利を武器に、ヨーロッパ各国から預金を集めた。国内銀行の総資産は、GDP(国内総生産)の10倍にもなった。1人当たりGDPが、2004年には世界6位に、06年には3位になった。

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