目を疑うような経済指標の悪化が、次々に発表されている。いわく、11月の国内新車販売台数が前年同月比27%減、10月の鉱工業生産指数が前月比3.1%減、経済産業省による11月の製造工業生産予測指数が前月比6.4%減、パナソニックの2009年3月期営業利益見通しが前期比35%減、等々。
これらのデータは、日本経済が未曾有の経済危機に直面しつつあることを示している。これから生じるのは、02年からの景気回復が崩れて経済がそれ以前の状態に戻る過程と考えることができる。そう考える理由は、第一に、景気回復が異常と言えるほど外需に依存していたこと、そして第二に、輸出の増加をもたらしたものがバブルだったことである。したがって、「経済が元の状態(つまり、02年から03年頃の状態)に戻る」というのは、十分ありうることである。