70年代石油ショック時のイギリスをなぞる日本

1970年代の石油ショックへの対応において、日本が世界で最も優れた成果を上げたことは、よく知られている。その原因としては、賃金上昇率を抑制できたこと、省エネが進んだことが通常指摘される。

これらは事実であるが、原因はそれだけではない。円高を容認したことも大きな原因だ。なぜなら、この連載でこれまで強調してきたように、石油価格の上昇とはドル建て価格の上昇であり、為替レートいかんによってはアメリカ以外の国が被る影響は異なるものになるからだ。

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