円高で追詰められた日本は何をすべきか

株価下落と円高が止まらない。株価下落の原因は、「アメリカの景気後退で日本の輸出が減るからだ」と言われる。つまり、「アメリカがおかしくなったので、とばっちりで日本が迷惑している」というわけだ。

確かに、アメリカの景気後退は日本の輸出額を減少させるだろう。過去数年の日本のGDPの伸びが輸出の増加に支えられていたのは事実だから、輸出が減少すれば、景気にも悪影響が及ぶだろう。しかし、アメリカに対する輸出は、日本の輸出総額の23%程度であり、GDPに対する比率では3%程度でしかない。したがって、仮にそれが1割減少しても、GDPの0.3%程度の影響しかないだろう。

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