トーマス・フリードマン『フラット化する世界』に、インターネット活用のおもしろい実例が紹介されている。アメリカ・ミズーリ州のドライブスルー式ハンバーガーショップに来た客の注文を、1500km離れたコロラドの山中にいる係が受け、デジタルカメラで撮影した客の映像と注文を突き合わせて、店の厨房に送り返す。これによって注文の取り違いトラブルがなくなり、売り上げが増えたという話だ。
客から厨房までわずか数メートル送ればよい情報を、コロラドの山中まで送って送り返すというのがおもしろい。これは、インターネットの通信コストが事実上ゼロであるために可能になったビジネスモデルだ。