経済的理由によって戦争は正当化できない

終戦記念日に黙祷すると、木が1本もなくどこまでも続く焼け野原が、まざまざと思い出される。そして同時に、こうした記憶をこのあとどの世代まで伝えられるかと、不安になる。

戦場体験のある人びとは、すでに大部分が没している。われわれの世代は、空襲や焦土の記憶を持つのみだが、それもやがては去ってゆく。戦争の記憶が日本の社会から薄れてゆくのは、避けがたいことだ。

続きを読む